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秋に美味しい するめ、すみいか
するめいかは、いかの全漁獲量の80%を
しめ、するめ(干しいか)の多くがこの
種類のいかで作られているので、この名
で呼ばれるようになりました。
するめいかは、夜間に明かりを灯して
釣り上げるため、いか釣りの最盛期とも
なると、夜の海は漁火で彩られます。
するめいかは、「コロ」と呼ばれる肝が
美味で、塩辛以外にもお刺身、煮物も
肝を入れると断然風味が増します。
お店のいかの塩辛の作り方は、新鮮な肝
を4〜5日塩をまぶし馴染ませてから、
刺身用にいかの細造りを塩水に30分ほど
漬け込み、よく水分をふき取り先に用意
した肝と合わせます。
 すみいかは、紋甲いかの仲間で石灰質
の甲羅を持ち、また墨袋が大きいので
この名で呼ばれています。
甘味があり、柔らかく歯切れがいいので、
寿司ダネには、最も向いています。
ひらめ
ひらめは、たいと並び賞される白身の
最高級魚です。
10月から3月までが美味しい時期で、寒さ
が増すにつれて身があめ色に輝き、うっす
らと脂が乗り旨味が濃くなります。
歯応えがありもっちりとした甘みのある
白身は刺身が一番で、特にひれの付け根
のえんがわは、寿司種として逸品です。
4月以降のひらめは、「猫またぎ」に例え
られ、急速に味が落ちます。
ひらめの生まれた時の目は、他の魚同様
左右に1つずつあるのですが、それが孵化
して2週間から1ヶ月後に目の移動が
始まります。
砂の中に隠れても餌を見つけやすい為と
考えられ、ひらめの名前の由来です。
 近年、天然物のひらめが激減したため、
幼魚まで育て放流が盛んに行われ、種の
保存に勤めています。
かわはぎ
 かわはぎは、やすりのようにザラザラした
堅い皮が特徴で、その皮はさめ皮の代用と
して、山葵おろしに使われるほどです。
これを剥がさないと調理出来ないから
「かわはぎ」といわれます。
口の先端を切り落として、そこから尾に
向かって一気に皮を剥ぎます。
 その白身のコリコリとした歯ごたえは
ふぐにも匹敵するほどの美味さです。
かわはぎは肝が絶品で、生で食べられ
そのネットリとした食感は「海のフォアグラ」
と賞されています。
薄造りにして、肝ポン酢をつけて食べる
味は格別で、他に煮物、鍋物が美味しく、
いずれも肝を忘れずに使いたい。
仲間にうまづらはぎがいますが、お刺身で
食べると、味がやや劣ります。
さわら
 さわらは、魚偏に春の字を当てますが、
捕れた場所によって旬が異なり、関西では
4月から5月に瀬戸内沿岸に、産卵で入って
くるこの時期が旬で、岡山名物「祭り寿司」
には、さわらの酢〆が欠かせません。
関西の白味噌に漬け込む西京漬けは、
さわらの品の良い味と、濃厚な味噌の
味が融合した逸品です。
またさわらの卵巣は、からすみの代用に
使われるほどの美味しさです。
 関東では、晩秋から冬が旬で、鮮度が
良ければお刺身が一番で、程よく脂が乗り
さばほど癖がない身は、焼き物、蒸し物他
どんな調理法にもあいます。
大きいものは2mを越し、ほっそりとした
姿から、「狭腹」さわら1m程のものを、
「狭腰」さごしと呼ばれます。
お店では、水分がやや多いさわらの身に
塩を当て、昆布〆にしてから、表面を
あぶってお刺身にしています。
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